海外での活動

ブータン王国

面積 約46,500平方km2(九州の約1.1倍)
人口 約92万人(2005年、世界銀行統計)
首都 ティンプー
民族 チベット系(約80%)、ネパール系(約20%)等
言語 ゾンカ語(公用語)等
宗教 チベット系仏教、ヒンドゥー教等
主要産業 農業(米、麦他)、林業、電力
一人当たりGNI* 1,410ドル(2006年、世界銀行統計)
出生時平均余命 65歳
1歳未満児死亡率 63(出生1,000あたり)
5歳未満児死亡率 70(出生1,000あたり)

*GNI・・・国民総収入
出典:外務省ホームページ、UNICEF「世界子供白書2008」

地図

2008年2月、2007年よりワクチン支援要請のあったブータン王国に、視察に行き、2月の総会にてブータンへの支援が決定しました。

ブータンは、南はインド、北は中国に挟まれながらも、独自の文化を守るチベット仏教の国で、九州ほどの国土の中に、海抜90mの低地から、7,000mを越えるヒマラヤの高峰まで、変化にとんだ地形を持っています。そのため、ワクチンを国中の子どもに投与するためには、大変な努力をしなくてはなりません。

また、決して人口の多くない小国でありながら(都道府県別順位で人口別41位の山梨県(約90万)の人口を上回る程度)、国民が険しい高山地の入り組んだ谷間など、あちこちに少人数のグループで住んでいるため、例えば、3人の子どものために、国際規格で決められた20人用のワクチン容器を使用しなくてはならず、生モノであるワクチンの残りは、廃棄せざる負えないという問題が付きまとっています。また、国内に医学を教えている学校がないために、外国で学ばなくてはならず、医者が毎年20~30名しか増えないなど、慢性的な医療従事者不足にも悩まされています。そのため、子ども達に必要なワクチンが、必要な時に投与されないという、大きな課題が残っています。

こうした小さな国では、病気になってからの「治療」よりも、治療費よりも安価ですむ「予防」のための政策がとても大切です。JCVは、そうした活動の一助となるように、支援を続けてまいります。

国旗 写真 写真